夏の睡眠不足で疲れが取れない・眠りが浅い原因と対処法をご紹介

  • 2023.08.02

夏になると夜になっても気温が高く、寝汗をかくなどしてなかなか寝付けない・眠りが浅いという方もいるのではないでしょうか。

睡眠不足になると疲れが取れないことや日中に眠気に襲われることもあるため、快適な睡眠を摂れるように対策していきたいところです。

そこでこの記事では夏の睡眠不足で疲れが取れない・眠りが浅い原因や対処法などについて解説していきます。

夏の睡眠不足で疲れが取れない・眠りが浅い原因とは?

 

夏になると暑さから寝苦しく睡眠不足に陥ってしまう方も多いと思いますが、夏の睡眠不足で疲れが取れない・眠りが浅いのは以下のようなことが原因です。

  • 夏バテになっているから
  • 体温が下がりにくいから
  • 自律神経が乱れているから
  • セミやカエルの声がうるさいから
  • 冷たいアイスやフルーツを食べるから

まずは、それぞれの原因について詳しく確認していきましょう。

夏の睡眠不足の原因①夏バテになっているから

夏バテを引き起こす原因としては汗をたくさんかいて水分や塩分が不足することや、屋内外で気温差がある場合に体温調節が難しくなることなどが挙げられます。

夏バテになると、自律神経の乱れにより睡眠障害や以下のような症状が現れます。

  • 身体がだるく疲れが取れない
  • 眠りが浅い状態になり睡眠不足になる
  • 胃腸の調子が悪く食欲が落ちる
  • 頭痛やめまい、立ちくらみがする

夏の睡眠不足の原因②体温が下がりにくいから

夏の睡眠不足は体温が下がりにくいということも原因の1つです。

人は体温が下がると眠くなり体温が上がると頭が冴えるという性質を持っていますが、夏場は夜間でも気温が下がらないケースも多く体温も下がりにくい傾向にあります。

また、夏場は夜でも暑い日が多く発汗量も多いため、交感神経が活発になりやすく睡眠を妨げてしまいます。

夏の睡眠不足の原因③自律神経が乱れているから

自律神経が乱れがちな方は、夏に限った話ではなく、睡眠が浅かったり、満足に休息をとれていない場合があります。

人体は交感神経と副交感神経からなる自律神経によって正常な状態が保たれているのですが、その自律神経が乱れると寝付きが悪くなることにつながりかねません。

夏には先程紹介した、夏バテや、体温が下がりにくいことからより自律神経に負担をかけ、いつも以上に睡眠不足を感じる場合があります。

夏の睡眠不足の原因④セミやカエルの声がうるさいから

夏になるとセミやカエルの鳴き声が睡眠の妨げとなって、睡眠不足に陥るケースも珍しくありません。

特に家の周りに街路樹や田んぼがある場合は、セミやカエルが多く鳴き声がうるさく感じる方もいるのではないでしょうか。

深夜帯になっても鳴き続けている場合もあるため、この騒音が睡眠の質を下げて「疲れが取れない」「眠りが浅い」といったことが起こります。

特に女性に関しては「音」が原因で眠りが浅い状態になることも多いため、同居人のいびきやペットの夜泣きなどによっても睡眠不足になりやすいです。

夏の睡眠不足の原因⑤冷たいアイスやフルーツを食べるから

夏になるとお風呂上がりや就寝前に、冷たいアイスやフルーツを食べたくなる方もいると思いますが、就寝前に糖質を摂取してしまうと睡眠の質を下げる原因になりかねません。

また夜は果糖もあまり良くないため、アイスに限らずフルーツもできるだけ食べないほうがよいでしょう。

暑くてどうしても冷たいものを食べたいというときは、シャーベットやかき氷などの氷菓がおすすめです。

夏の睡眠不足で疲れが取れない・眠りが浅いときの対処法

 

ここからは夏の睡眠不足で疲れが取れない・眠りが浅いといったことに悩まされている方に向けて、いくつか対処法を紹介していきます。

今回ご紹介する対処法は、以下の5つです。

  • エアコンを効果的に使う
  • 氷枕などで身体を冷やす
  • 暑くても湯船に浸かる
  • 夏用の寝具を取り入れる
  • 耳栓やアイマスクを装着して寝る

では、それぞれの対処法について詳しく解説していきます。

夏の睡眠不足の対処法①エアコンを効果的に使う

原因のところでもお話ししましたが夏の夜は暑くて湿気が多く汗もかくため、寝苦しさから睡眠不足になりやすいです。

その結果、眠りが浅い状況になり翌朝疲れが取れないという状況になる可能性があるため、エアコンを使って体温調節しやすい環境に整えましょう。

エアコンを使うときは、以下のポイントを押さえて設定することをおすすめします。

  • 室温:25〜28℃
  • 外気との温度差:7℃以下
  • 湿度:40〜60%

エアコンが苦手な場合は就寝1時間前に25℃程度の低めの温度で部屋を冷やしておき、寝るときに温度を1〜3℃上げると快適に眠りやすいです。

夏の睡眠不足の対処法②氷枕などで身体を冷やす

就寝時にエアコンを使いたくない場合は、氷枕などで身体を冷やすという方法もあります。

「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という言葉があり、頭を冷やして足を温めるとよく眠れるといわれているため氷枕などを使って後頭部を冷やすとよいです。

また「首の付け根」「脇の下」「前側の股関節」など血流が多い箇所を冷却すると早く熱が下がるため、寝苦しい夏の夜の不快感を緩和してくれます。

一方で首を冷やしすぎると、肩こりの原因につながる場合もあるため注意してください。

夏の睡眠不足の対処法③暑くても湯船に浸かる

夏は暑いためお風呂に浸からずシャワーで済ますという方も多いと思いますが、実は暑くても湯船に浸かると寝付きを良くすることが可能です。

就寝前にぬるめのお風呂に入って身体を温めると末梢血管が広がるため、手足からの放熱や深部体温の低下を促進しやすくなります。

ただししっかりと温まってしまうと、深部体温が上がって寝付きにくくなるため注意が必要です。

またドラッグストアなどに売っているハッカ油を湯船に数滴垂らすと、メントール効果によってさっぱりするため、お風呂上がりのほてりを緩和したい方は試してみるとよいでしょう。

夏の睡眠不足の対処法④夏用の寝具を取り入れる

布団や枕に使用している素材によっては汗をかきやすく眠りの妨げになる場合があるため、天然素材の寝具を使用するとよいです。

寝ゴザや竹枕といった天然素材の寝具は、肌触りがひんやりとしていて通気性がよく身体のほてりや湿気を放出してくれます。

また上記のような天然素材の寝具以外にも接触冷感寝具を取り入れれば、心地良いひんやり感で寝付きやすくなるでしょう。

夏の睡眠不足の対処法⑤耳栓やアイマスクを装着して寝る

セミやカエルの声がうるさくて眠りが浅い場合は、耳栓を装着して眠るのも1つの対処法です。

耳栓にもさまざまな製品がありますが、まずは100円ショップなどの安いものを購入して試してみるとよいでしょう。

ほかにも日差しで早朝に目が覚めてしまう場合は、アイマスクや遮光性の高いカーテンなどを使用することでぐっすり眠れます。

睡眠不足で疲れが取れない・眠りが浅い方にはCBDもおすすめ!

 

より睡眠の質を高めたいという方は、上記で紹介した対処法と併せてCBDを取り入れてみてはいかがでしょうか。

CBD(カンナビジオール)とは、高いリラックス効果や不眠の緩和といった効果が期待できる合法の大麻由来成分です。

CBDを摂取すると自律神経を整えてストレスや不安感を和らぎ、高いリラックス効果を得られるといわれています。

また不眠の緩和にも効果的とされており、不眠症の方がCBDを使用して睡眠時間が長くなったという報告もあるため、上記の対処法と併せて使用すれば夏の睡眠不足解消が期待できるでしょう。

CBD製品にはさまざまな種類がありますが、就寝前に使用する場合はサッと摂取できるCBDオイルやCBDリキッドを使ったVAPE、ロールオンなどで気軽に使えるCBDアロマなどがおすすめです。

夏の睡眠不足で疲れが取れない・眠りが浅い原因と対処法まとめ

夏の睡眠不足で疲れが取れない・眠りが浅い原因としては、夏バテや気温が高く湿気が多い環境によって体温が下がりにくくなっている事、自律神経が乱れていることなどが挙げられます。

ほかにも人によってはセミやカエルの声がうるさいことや、就寝前に身体を冷やそうと甘くて冷たいアイスやフルーツを食べてしまうことも原因の1つです。

対処法としては適切な設定でエアコンを使い睡眠に快適な環境を作ることをはじめ、エアコンが苦手な方は「氷枕などで身体を冷やす」「湯船に浸かる」「夏用の寝具を取り入れる」といった方法もおすすめです。

また上記と併せてリラックス効果や不眠の緩和効果が期待できる「CBD」を摂取すれば、より睡眠の質が高くなって睡眠不足や睡眠不足による疲労感の解消につながるでしょう。